HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)
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ジャンル: | 旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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人気ランキング: | 8863 位
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起業読本
今では大手旅行会社の中に入っているHISの成功の秘訣が分かりました。
格安を売りにしながら、経営の面では地盤固めをしっかりと行っており、小さい会社が大きくなるまでの必要不可欠なことが分かりました。
柱となる事業ができるまでは他の事業に手を出さない、という理念がしっかりしているためにここまで大きい会社に成長することができたのでしょう。
この点は人材育成に通ずるところがあるのではないか、と感じています。
また、筆者から今後起業を目指す方向けのメッセージもあります。
それを読むと企業の厳しさが伝わってきました。
本当の成功理由は
「みんながハッピーになれる」・・それは一部。
当時から超大手のJTBなどがいた弱肉強食の業界で、
そんな甘い考えだけでは成功しない。
私は澤田さんとは3回しか逢ってないが、
九州本部長取締役とは15年のつき合いで
私の会社にも出資してもらっている仲。
で、澤田さんは私に云った。
「栢野君。ボクが成功したのは、君の師匠のおかげだ。
弱者の戦略。コレしかないね。笑」
その詳細は「小さな会社★儲けのルール」に書いた。
でかくなったあとの、最近の「モンゴル」銀行の買収もまさにそれ。
さすがだなと感服。
面会後、東洋経済月刊誌で、竹田先生の本を推薦していた。
また、東京で私が主催した竹田セミナーへ、なんと!
澤田さんが参加者として来た。みんな驚き。
それくらい、創業期に読んだ「弱者の戦略」に惚れ込んだのだ。
孫正義さんも同じ。
肝臓病で入院している時、読んだ4000冊のうち
「孫子の兵法と弱者の戦略。この2冊に会えたのが一番の収穫」
★人(強いライバル他・同業)がしないこと+一点集中する+接近戦。
ゴールデンルールです。
おもしろい
著者がどのように起業を成功させたのか、どんなことを思い経営しているのかが具体的なエピソードとして書かれているので、読んでいておもしろい。経営を扱った専門書ではなく、自らの経験に則した形で書かれてるので、スラスラと読めてしまう。また、経験に裏打ちされた言葉で綴られているので、説得力もあります。さすがベンチャー企業家のカリスマといわれるだけあって、これまで「考え」、「行動」してきたことに一貫した論理、つまりブレない軸のようなものがうかがえます。
なぜ、飛び出たのか
1980年、HISが業務を始めたころ、すでにたくさんの航空券安売りチケットがあった。その中でなぜHISが大きく成長したのか。それが謎だった。本書を読んで、やはりいろいろな面で独創性、企画力、あるいは、危険を察知して一歩退く能力などがすぐれていたのだと感じた。会社を育てる、大きくさせるというのは、当たり前のことだけど、ひとつの大きな成功によるのではなく、小さな成功の積み重ねだと改めてわかった。
当たり前のことを当たり前にやることこそが重要
本書は、澤田氏がHISを立ち上げたときから、現在までの推移及びアントレプレナーへのメッセージで構成されています。
一番印象に残っている言葉は、「みんながハッピーになれるような事業は必ず成功する。」ですね。志とビジョンとリーダーシップを持ってそういう事業なり仕事をやって生きたい。こういう事業に携わることは、満足度が高いだろう。
ヒット商品よりもシングルヒットを狙うような定番商品をいくつも製作するほうがいい。ヒット商品に頼ると、来年の売り上げが急降下したときに、巻き返しができなくなる。
「慢心・油断」ということが一番の敵なんだろう。成功したとき、何で成功しているかを分析できること。また、成功したら、なおさら気を引き締めて平常心を保ち続けなければいけない。調子に乗って自己陶酔するのは一番いけない。
本書を読んで、当たり前のことを当たり前にやることこそが重要だと思う。起業したい人には、しっかり肝に銘じてほしい。
日本経済新聞社
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