パリ・ルーヴル美術館の秘密 [DVD]



パリ・ルーヴル美術館の秘密 [DVD]
パリ・ルーヴル美術館の秘密 [DVD]

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ルーブル美術館の閉館時の「メンテナンス」の様子のドキュメンタリー

ルーブル美術館の閉館時の内部「メンテナンス」の様子のドキュメンタリー。
新たな展示場を作り上げてゆく様子、35万点の収集作品を「出庫」してゆく場面、
建物の正面にある名物のガラスピラミッドの窓ふきの様子などをほとんど解説、せ
りふなしの映像だけで次々に見せてゆく。

パリの美術館に行くと、非常に有名(かつ高価!)な作品が普通に飾っていること
に驚く。こんなに無防備で大丈夫なのだろうかと思うが、このドキュメンタリーで
も、絵を掛け替える作業中などでも結構無造作に絵を扱っている姿に驚く。
それはまるで、これだけの量と質の美術品を当たり前のようにそろえている豊かさ
の象徴でもあるのだろうかとさえ思えた。
ルーブル美術館に行ってもみられない裏側

たまたま小さな映画館に掛かっているのを見つけて見ました。映画としてはかなり古いものでしたが、今も同じことが行われているでしょう。パンフレットもあったので、映画の後で解説を楽しむことができました。

館長の許しを得て、そのままの姿のルーブルを納めた映画です。美術館なので映画で使われるような明るい照明は使えません。
深夜の美術館で、警備員が巡回するところから始まり、まるで夜中にこそっと探険をする気分でドキドキします。
解説のナレーションは一切ありませんが、そこに働く人たちの台詞から状況を知ることができます。ドキュメンタリーと言われますが、実はわざと足音がするように女性にヒールを履いてもらったり、歩き直してもらうという演出はやっているそうです。

色々な職種の人を取り上げて、しばらくその人を追いかけたり、何度か差し挟んでみたりして、流れを作っています。
館長の所に、美術品を売り込みにくるバイヤーがいたり、
館員の制服を新しく配給するシーンでは、新入社員(?)が自分に合う服がなくて文句を言ってたり、そのまま社員用のフィットネスルームに移動して汗を流していたり、
厨房では千人を超える従業員のために調理をしていたり、社員食堂ではバイキング形式でみなが食事をしていたり、
展示室から秘密っぽい扉を開ける女性を追いながら、暗くて狭い迷路のような通路を通り抜けると、美術品の補修や検査をする近代的な施設が現れたり、
要塞の名残の岩肌や、地下のボイラー室の様子も見られるし、
展示のための額縁を制作する部署や、資料用の写真を撮影する様子、バックストックを整理しながら展示用の作品を探し出すのに苦労していたり、クレーン付きの車で美術品を移動させるのも大変で、
朝の展示室の清掃、消防訓練の様子、反響音を測定するために銃声が響いていたり、
新しい展示をするために話し合っている様子から、展示のコンセプトや作家の話に転じたり、実際の展示の位置や部屋の工事の様子も詳細に映し出していたり、
倉庫に眠る巨大な絵画を数十人がかりで広げたり、掲げたりし、また、補修のための作業などは何度も登場します。本当はこの巨大絵画のお披露目だけを記録するはずだったのに、いつのまにか全ての仕事を写していきます。

絵画をのんびりみるような映画ではありません。とにかく、裏方として働く全ての人が主人公となっている映画です。
ルーブル美術館の裏には展示の量を遙かに超える美術品が保存されています。そんな巨大な美術館の全体像に迫るような映画だと思います。

ルーヴルは墓場である。

〜ルーヴル宮殿はフィリップ・オーギュストの城砦(1190年)から「壮大な計画」の完成(1890年)に至るまでに、セーヌ川の右岸ににその領域を次第に拡大していった。元来美術館としてではなく、宮殿としての建築だった。(詳しくはルーヴル美術館公式HP参照)宮殿という機能は途絶え、現在そこには静謐な美術品が鎮座している。まるで墓場のように。〜〜
美術品はさながら死者の魂のように映し出される。執拗なまでに繰り返しフィルムに収められた古い絵画の中の人間の顔。そして彫刻作品の中の瞳。当然現代にはその制作者達も、あるいはモデルになったであろう人間は誰一人として生き残っていない。ただその中にはひとつひとつ例外なく制作者の魂が存在し続ける。〜〜
墓場のモチーフは全長15kmに及ぶ地下道のシーンによって強調される。カタコンベのような地下迷宮空間には骸骨のように美術品が収蔵されている。彫刻の寸法を黙々と計る男はさながら棺桶職人のようだ。〜〜
死せる空間を描く手法として監督は自らの不在を強調し、墓場で起こり続ける現象を常に日常の断面として描くよう試みている。“監督の不在”。それはドキュメンタリー映画としてはなんとも異様に感じられる。例えばこの映画ではナレーションを使用していない。ドキュメンタリー映画では対象となる人物を描く際ナレーションで説明を補う事が多い。ストーリー〜〜のある映画のように順序に従えば内容を理解できるジャンルではなく、対象となる人物が“撮影”以前から複雑な状況をあわせもっている事が多いからだ。あるいはナレーションとは言わず人物に直接インタビューを行い説明的になるシーンを付加するという撮り方もあるだろう。“ナレーション”と“インタビュー”はイコール“監督の存在”である。対象となる人物〜〜を情報として咀嚼する必要があるからだ。〜〜
つまりこの映画で対象としているのは“ルーヴルで働く人達”ではなく、あくまでも“ルーヴル美術館”という空間なのだ。空間との対話に監督は意図的に“無言のインタビュー”をし続けているかの様に。映画には様々な魅力的な人々や興味深い作業風景が登場する。だが彼らはあくまでも名脇役であり主人公ではないのだから。今はいない人達の墓場の物語。〜〜

誤解を招かないように書き加えておくが、“ルーヴルで働く人達”はとても生き生きとしていて愛らしさすら感じる。素晴らしく見応えがある映画。だが映画の演出がまずいのも事実。妙なBGMや演出過多な(やらせっぽい)職員の描き方は少々いただけなかった。〜
静謐という言葉が似合う。

世界最大の美術館ルーヴル。1200人の職員、15kmの地下通路。そんなルーヴルの日常を、BGMも説明もほとんどなしで綴る。
収蔵品が非常に多く、古いものも多いので常に修復作業をやっていることも分かる。掛け替えの時の緊張感は美術好きには絶句もの(まぁ作業してる人たちは淡々と指示通り動いてるのだけど)。
画質は少々荒れ気味で不満が残るが、美術についての解説は全くなく、好感が持てる。
すこし説明不足では?

ルーヴル美術館に初めて入ったドキュメンタリーのカメラ。今回の主役は美術品ではなく、そこで働く1200もの職員。学芸員、補修員、警備員、果てはコック(シェフというのかな?)まで、一通りカメラにおさめています。

残念なのはそれらが全て映像だけで終わっていること。この映画は重要なせりふがほとんどありません。雑談や指示の声などが少しあるだけで、BGMもほとんど無いとても静かな映画になっています。彼らの行動を淡々と見せて観客に全てをゆだねるという作り手の意思でしょうけれど、インタビューすらありません。

扇情的な音楽や興味深いインタビューを期待して見ると拍子抜けしますが、なにも考えずに見ると興味深いと思います。



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