アート・オブ・トイピアノ マーガレット・レン・タンの世界 [DVD]
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![アート・オブ・トイピアノ マーガレット・レン・タンの世界 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/518mQuwv%2BNL._SL160_.jpg)
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ジャンル: | ハウツーものDVD,教養・教育DVD,アート・建築DVD
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セールスランク: | 13003 位
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発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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参考価格: | ¥ 3,990 (税込)
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トイピアノへ至るまでの道
トイピアノといえばピーナツ(スヌーピーとチャーリブラウンといった方が判りいいかも)でシュローダーが弾いているようなおもちゃのピアノです。
マーガレット・レン・タンはシンガポール出身のピアニストでジュリアード音楽院および大学院で学び博士号までとったピアニストですが、このような「おもちゃの楽器バンド」という面白い活動をしています。
で、DVDですが、マーガレット・レン・タンの活動を10年の歳月をかけて追いかけたドキュメンタリー的な作品です。ケージ、クラム、佐藤、ゲ・ガンル、トワイニングといった作曲家たちも登場しています。カウエルの「マノノーン潮流」、「ザ・バンジー」の演奏シーンでは、クラスター奏法や内部奏法について、ケージのプリペアド・ピアノに対する解説も行われています。
後半はトイピアノの演奏が中心です。「ピーナツ」のシュローダーがトイピアノを弾く映像に合わせてベートヴェンのピアノソナタ第3番の第1楽章を演奏するシーンが面白かったです。
本DVDとは関係ありませんが、レン・タンのCDは廃盤になってしまったようですが、別会社ですが廉価で再発売されています。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=905474&GOODS_SORT_CD=102
興味のある方は、一度耳にされるのも良いと思います。
ゲンダイオンガク好きは必見☆
映画館で見ました♪ DVDも買います。
『アート・オブ・トイピアノ』 題名から、全編が可愛いらしくてオシャレでポップな内容なのかな?って想像した方は、少々肩透かしを喰らいますので、ご注意を☆ 勿論、トイピアノもたくさん出て来ますが、全体の構成では最後の一章に過ぎません。 その章では、左手でグランドピアノ、右手でトイピアノを弾く曲(トワイニグ作曲『サティ・ブルース』)が視覚的にも面白かった!! また、トイピアノに対するレン・タンの姿勢は、前半の映像に負けず劣らず真剣そのものです。
さて。本映画の前半3分の2は、片仮名の「ゲンダイオンガク」が好きな方、必見ですよ♪ ケージ、クラム、ラ・バーバラ、佐藤聰明、タン・ドゥン…の名前にピーンと来る方、 何より、New Albion、modeなどのレーベルへの録音を通じてマーガレット・レン・タンを知ってるって方は、 宣伝せんでも見にくるじゃろ、と配給元は考えてこのタイトルにしたのかもしれません。笑
内部奏法(ピアノ内の弦を、直接指で撥いたり、馬の尾の毛で擦ったりして楽音を発する奏法)や プリペアド・ピアノ(弦に金属や木片と言った異物を挟んで、パーカスのような音を出すピアノ)の映像満載。 レン・タンは凄い集中して弾いていて、その気迫に圧倒されます。
晩年のケージとの親交を納めた映像、クラムとの対談…と興味深いシーンも多々。 レン・タンが「20世紀のピアノ作曲家3大Cは、カウエル、ケージ、(そして…クラム)」と切り出すのを、クラム自身が遮って「カーター?コープランド?」と発言しちゃうのが、なんとも。笑。照れ屋さんなのか、クラムは。
「内部奏法は、指や腕、身体全体に負担が大きいから、歳を取ると出来なくなるだろう」ってレン・タンが言う辺りが、継承者の育成問題を含めて、単なる気楽なゲンダイオンガクファンの私には、ショッキングでした。。。
アップリンク
リッスン [DVD] ジョン・ケージ [DVD] ジョン・ケージ/ロバート・アシュリー [DVD] シティ・ライフ [DVD] 事典 世界音楽の本
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