皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112)
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商品カテゴリ: | 医学,薬学,医療,看護,介護
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セールスランク: | 9491 位
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皮膚科学の最先端を分かりやすくまとめた1冊。
著者は某国内大手メーカーの研究員だが、語り口は極めて中立的で客観的。薄いこともあって非常に読みやすい。
皮膚は人体のバリア機能としての器官であるというだけでなく、様々な情報発信をする器官であるということが解明されてきた経緯や機構を、専門知識がそれほどなくても理解できるよう平易に説いている。
本の後半では、経験則の積み上げによって成立している東洋医学の可能性にも言及。従来根拠が乏しいと言われ、怪しいものとして見られることも多い東洋医学に対し、皮膚科学の進展に伴い科学的アプローチが可能になってきたと予感させる。
また、「むすび」に記されている著者自身の体験談は、仕事に追い詰められてしまったことのある方なら勇気付けられるだろう。
科学者向け?
一般人なら星3コといったところ。
なんか脳科学信仰のいきすぎで、脳こそ全ての司令塔で他は脳の命令で動いている…
そのギャップで高評価されすぎている気がする。
身体は脳も含めて、どこが一番で主役とかないと思う。
皮膚だけでなく他の身体もそれぞれ独自性があると私は考えてる。
見た目だけではない皮膚
皮膚って、その見た目だけではないのだなと、深く頷いた。そいでもって東洋医学にすごく通じるものがあるんですな。やはり最終的にそこにいくのかと思いました。
文章の書き方も親しみやすいような書き方で、パッと見てなんでもない皮膚というものの可能性が本書で大きく広がって見えた気がします。
想像力をもって研究する素晴らしさみたいなものを感じた。
著者の誠実さに感動
一番身近な皮膚が、単純な生体防御機能だけではなく、免疫機能物質を出したり、ホルモンや細胞伝達物質、脳の機能と関係する受容体とも関係していることが平易な文章で語られる。
一般にサイエンスものでありがちな、知識の押しつけがましさや、著者の能力の誇示、難解さをよしとするような、そんなものは微塵も感じられない。
皮膚の新しい機能に接するたびに、喜び、戸惑い、また考える、といったワクワク感を著者と一緒に疑似体験できる。そんな爽やかさがこの本にはあふれている。
著者に拍手を送りたい。
眼から鱗!
「中枢神経系と皮膚は、共に外胚葉から生ずる」ってのは解剖学の一番最初に学ぶことなのだが、その意味?をきちんと解明されたってのに驚き、興味を持ち、一気に読みました。
また、他の方も書かれていますが、科学者の姿を垣間見るって観点から読んでも面白い本です。
岩波書店
第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界 内臓感覚―脳と腸の不思議な関係 (NHKブックス) 子供の「脳」は肌にある (光文社新書) 皮膚感覚の不思議 (ブル-バックス) 皮膚の医学―肌荒れからアトピー性皮膚炎まで (中公新書)
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